和紙と洋紙の違い
材料
和紙→主に楮、みつまた、雁皮などの木の皮
洋紙→木材パルプと言われる木の中を含む全体
価格
和紙→コストがかかってしまうため高価
洋紙→機械で大量生産できるため安価
性質・強度
和紙→弱アルカリまたは中性紙であるため酸化しにくい分、物持ちが良い。
また繊維が太く長いため強度が高い。
洋紙→酸性紙であるため酸化しやすく劣化が和紙と比べて早い。
繊維も和紙の原料と比べ繊維が細く短いため強度は劣る。
流し漉きと溜め漉きの違い
大半の和紙は流し漉きの手法をとっている。
手法の基本的な違いは、水漏れの調整を
流し漉き→ネリで調整
溜め漉き→叩解度で調整
ですることである。